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コラム

2019.12.21(土)

  • 供養

法事での香奠の包み方

以前に『御香奠の包み方』というコラムを書きましたが、

今回は同じ御香奠でも(49日以降の)法事での場合について書いていきます。

 

実は恥ずかしながらですが、つい先日まで法事での不祝儀袋の包み方について考えた事が有りませんでした。

なぜかと言うと、聞かれたことが無かったからです。

 

で、今回なぜこんなことを言い出した(書き出した)かというと、

先日、嫁側の親戚の法事へ行くのに嫁から

「お金は新札? 向きは?」と聞かれ

『新札ではないもの』『向きは葬儀と同じで!』

と答えたんですが・・・

 

(あれ? 法事まで時間があって、日程も前以ってわかっているのだから『新札』でもいいんじゃね)と直ぐに思ってしまったのです。

 

法事が終わり時間に余裕があるときに調べてみました。

 

 

『新札』に関しては『新札でもよいが、不祝儀袋=新札以外と思っている方も多いので・・』ってことで葬儀と同じようで大丈夫ですね。

 

表書きを書く時の墨は『薄墨では無く通常の物で』(薄くする必要は無し)

 

表書きについては、伊勢周辺では

仏式の場合 『御仏前』や『御香奠』

神式の場合は『御玉串料』や『御榊料』

キリスト教ですと『御花料』 (宗派によりますが追悼ミサ/記念式を法事と捉えた場合)

只、上記で書いた表書きは無難なものしか載せていません。『御霊前』で良かったり、

『御神前』の方が良いという方もあるとは思います。

 

又、『お札の向き』に関しては特に決まりらしいものは無いようですが、顔を伏せてという意味合いで葬儀と同じように『お札の肖像画を下で裏側に向けて』入れた方が無難でしょうね。

 

金額については、過去のやり取りや親戚同士で確認した方が良いでしょう。

もし、聞けないようならば関係の濃い・薄いで変わりますが『10,000円から』で考えて下さい。

 

お供えを持って行かれる場合は、表書きは『お供え』や『御供』といった感じで良いですが、購入されるお店で聞いてみると地元の風習に対応して頂けると思います。

以上、法事での香奠の包み方でした。

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