あいネットホール|伊勢市・松阪市のお葬式

コラム

2020.01.27(月)

  • 終活

本について  【おわるうございます ~葬儀社人情物語~ 】

最近は『終活』という言葉がメジャーになってきたおかげで、書店に行っても葬儀につながる本が色々と出てきました。

一昔前だと冠婚葬祭コーナーに『挨拶・スピーチの仕方』とか『葬儀・法要の流れ』といったものばかりでしたが、最近では雑誌の所にも『終活』や『相続』『葬儀』といった字を目にするようになりました。

 

ちなみに、私は仕事柄『葬儀関係』の本はなるべく目を通すようにはしています。

『葬儀のマナー』・『相続』『仏教等の宗教系』『エンディングノート』といった関係はもちろん、最近では『葬儀』をネタにした漫画なんかも出てきています。

 

ということで今回のコラムは葬儀漫画

『おわるうございます ~葬儀社人情物語~ 』

 を紹介してみようかと思います。

まずは、このタイトルの『おわるうございます』というのは、この漫画の舞台となる地方の方言的なもので『お悪い事でございました』の略で『ご愁傷さまです』の意味になるそうです。

 

葬儀社で働く新米社員の『芽生(めい)』ちゃんが電話を取り、そして葬儀のご依頼に対する第一声が『おわるうございます』

 

いいですねぇ~

葬儀も言葉と同じで地方ごとによって色々と風習は違ってきます。

折角、読むのですから自分の知らない地域地方の事が出てくると勉強になります。

そして、私達も同じですが、その瞬間には仕事モードにスイッチ(表情)が変わる・・・ まぁ、当然のことですけど・・・

 

他所の風習でどんな話が出てくるのだろうと(葬儀社目線で)期待して読み進んでいったのですが、いわゆる人情話、いやいや、面白いですし、この作者からは『葬儀』や『葬儀社』に対する『良い感情』的なものも感じます。

ただ、地方独特の風習というのがあまり出てこないのでそこが残念だったかなとの個人的意見でした(2巻までの感想)

ま、サブタイトルに ~葬儀社人情物語~ って入っているのだから『人情物語』になるのは当然の話ですね。

 

一般のマンガ読みの感想としては、特に誇張やセンセーショナルなことをせずにちゃんと読める作品だと思いました。

 

ちなみにこういうマンガを読む場合、どこの業者が監修とか協力をしているのだろうなんて思ってしまうのですが、しばらくの間わからないままでした。

 

ただ、この本を読んだ数年後に弊社の総務へ書類を出しに行くと、年2回発行のあいネットプレスの本社(静岡)版があり、それをめくっていくと・・・

ありゃ、うちの藤枝が監修してるじゃん!

とビックリしたので今回のコラムにしてみました。

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