2020.06.15(月)
- 供養
- 終活
初盆について
そろそろ、初盆の事が気にかかる時期になってきたかと思いまして、
今回は初盆についてコラムを書きます。
初盆(はつぼん)とは、人が亡くなってから49日(忌明け)を過ぎた後に、初めて迎えるお盆のことを言います。地域によっては新盆という所もあります。
7月の旧暦にお盆を迎える地域と8月にお盆を迎える地域があり、
伊勢松阪地区は8月にお盆を迎える地域が多いです。
目安としては、松阪北部を流れる雲出川を境目に
北が7月盆、南が8月盆といったようです。
又、初盆とは何をするかと言いますと、
伊勢では、49日まで使用していた中陰壇を出して葬儀の時に使用した廻り提灯や電気付蓮華・盆提灯や切子といったものを飾り、亡くなってから初めてお家に帰ってくる故人様の霊を迎えます。
松坂では、初盆用祭壇を購入して頂き、8月の初旬くらいまでは家で祀り、それ以降菩提寺様へ、その初盆用祭壇を持っていきお寺の本堂でお盆終わりまで祀ってもらいます。
6月に入り、今年初盆を迎えるのですが、何をしたら良いのですか?
お聞かれることが多くなってきました。
伊勢・松阪共通のことですが
- 菩提寺(お付き合いのあるお寺様)にお盆の棚経(お勤め)の日時を確認調整する
- 初盆にお参り来る方は『御仏前』等の何かしらのお供えを持って来られることが多いですので、お返しの品物を手配する
- 初盆に呼ぶ(声を掛ける)親戚に案内を出す(関係によっては電話やメール等でも大丈夫)
次に地域別にはなりますが、
伊勢周辺
- 盆提灯や切子の手配
- 壇の設営
松阪周辺
- 初盆用祭壇の購入
- 初盆用位牌の手配
- 菩提寺に祭壇を持っていく日時の確認
といった上記のような手配調整が必要になってくると思います。
(地域や菩提寺によっては上記と異なる場合もあります)
今回は初盆の準備に関することを書かせて頂きました。
次回は初盆の当日や終わった後の話を書きたいと思います。
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