2019.01.28(月)
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湯灌って、なぁ~に?
湯灌(ゆかん)、
終活をしたり葬儀関係のホームページを見ていたりすると出てくる言葉です。
インターネットなどで調べると、【葬儀に際し遺体を入浴させ、洗浄すること~】
などと出てきます。
弊社では《美粧の儀》と言っておりますが、三重地区では、基本的に《清拭湯灌》(せいしきゆかん)と《古式湯灌》(こしきゆかん)のどちらかがご利用されることが多いです。
はて、この二つ何が違うのだろうか?
となりますが、簡単に説明すると
《清拭湯灌》は故人様にお風呂に入って頂いて化粧等を施し死装束をまとってもらう
《古式湯灌》は故人様のお身体を拭いてから化粧等を施し死装束をまとってもらう
まぁ、ざっくりと言うと
お風呂に入る=《清拭湯灌》
身体を拭くだけ=《古式湯灌》
とも言えます。
ちなみに、なぜ湯灌をしなければならないか?
という疑問もでてこられるかと思います。
宗教的に言えば
現世での苦悩や煩悩などの汚れも綺麗に洗い流し、綺麗な状態で浄土へ旅立ってもらうという意味もあります。
又、衛生的な観点としても、湯灌を行うことによって、故人様のお身体の状態を確認し体液の漏れ等をしっかりと保護出来る意味合いもあります。
上記の説明をすると、「病院でやってくれるよ!」
とおっしゃるかたもおりますが、病院でされているのは基本的には《エンゼルケア》と言われる簡易的な処置が多いです。湯灌とはある意味別物と考えて頂いたほうがよろしいかと思います。
(エンゼルケアに関しては法的な取り決め等が無い為、病院や施設等によってやり方等が違います。簡易的な処置~湯灌並みにされる所、はたまた、葬儀社さんが湯灌をしてくれるからと言って処置もされない所等まちまちです)
ただ、故人様の事を思われて清拭湯灌をして頂き見て頂いたご遺族様からは大変喜んでいただいております。
ということで、今回のコラムは『湯灌』に関する説明でした。
※ちなみに、清拭湯灌をするときのお風呂は、専門業者様が介護用のお風呂を持ってきて頂けるのでご自宅でもさせて頂きます。ご安心下さい。
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