2018.09.27(木)
- 遺産相続
財産ごとに遺産分割協議書を・・・
今回は実際に起きた相続の事例をご紹介いたします。
夫の急逝に伴い、妻明子さん(仮名)より相続の相談がありました。
「生前、夫は個人事業として遠く離れた東北のM市に賃貸用及び分譲用の土地・建物を十数か所にわたり1万平方メートル以上を所有しておりました。
また、私たち家族の生活拠点は東京にあり自宅を含め相続財産は別途都内にあり、相続人は妻である私と子供2名の計3名です。」とのことでした。
また、明子さんの悩みとして、都内の相続財産についての遺産分割協議は3名で時間をかけて協議していきたいと考えているのですが、M市の不動産の相続については明子さんが相続し継承していくことを相続人3名の話し合いで決まっているのですが、賃貸先との契約更新のこともあり、急いで相続登記を済ませたいとのことでした。
以上の要望を考慮し、今回は遺産分割協議書の作成を分割し
①M市にある事業に関わる不動産についての遺産分割協議書
②事業以外の相続財産についての遺産分割協議書
にする事を提案しました。
遺産分割協議書の内容を①と②に分けることで手間及び費用はかかることになりますが、分けて作成することに了承をいただきました。
そして明子さんの優先課題である不動産の賃貸先にご迷惑を掛けずにスムーズな相続手続きを総合的にアドバイス・サポートすることで無事に手続きが終了しました。
結果ご家族の皆様から感謝の言葉をいただくことができました。
あいネットグループでは、皆様からの事前相談を承っております。
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