2022.11.25(金)
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コラム 葬儀の日程
大切な方を亡くされ気が動転している中、葬儀までの短期間で多くのことを決めなければならず準備に不安を感じる方も少なくありません。
事前に葬儀の日程について知っておきたいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は葬儀(葬式)の日程についてご説明いたします。
(なお『葬儀の流れ』については以前のコラムで取り上げておりますので併せてご覧いただければ幸いです。
基本的な葬儀の日程(伊勢・松阪地域の場合)
1日目 逝去~故人様のご安置、葬儀の日程等の決定
2日目 湯灌・納棺~通夜
3日目 出棺~葬儀(初七日法要)(納骨)
簡単に書くと以上のような日程が伊勢・松阪周辺地域では一般的な流れとなります。
本日は『1日目』に記載した『葬儀の日程等の決定』について書いていきます。
まず、葬儀の日程を決定するにあたって考慮する事項が数点あります
- 喪家の希望日
これについては喪主様や家族・親戚の都合を考慮して希望日を考えます
例えば、明日は子供の受験日だから明後日以降の通夜にしよう・台風が・・・等
- 檀那寺(宗教者)の都合
皆様の希望日をふまえてお付き合いのあるお寺様にお願いします。
お寺様の都合が良ければ火葬場の予約を入れます。
火葬場の予約については基本的に葬儀社がします。
3、火葬場の空き日時
これに関しては火葬場が空いていないと火葬が出来ません。
この場合は葬儀の日を伸ばしたり、通夜の前に火葬にしたりと調整が必要です。
4、友引等のお日柄
葬儀において友引を気にされる地域は多々あるかと思います。
日程や家族の都合の関係で友引に葬儀をする場合は、お付き合いのあるお寺様(宗教者)に相談してみましょう。
以上のような点が日程を決める際の考慮すべき事項です。
基本的には喪家の希望をお寺様(宗教者)にお伝えして、火葬場やその他の事項を葬儀社の担当者がまとめることが多いです。
(お寺様(宗教者)によってはすべて自分で段取りを組む方もおります)
今回書いたこの日程についてはいざ事が起こらない限りは前もって決められることではありません。
但し、事前相談等をしていただいているとこういった流れも見えてきて多少は余裕が出てくるかと思います。
いざ、事が起こった時に少しでも慌てないためにも余裕がある時に事前相談をお勧めします。