2019.11.13(水)
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終活 ~葬儀事前相談について~
今年(令和元年)の9月8日にあいネットの出張窓口として伊勢市小俣町にある『ベリー小俣店』の中に、『あいネットサロン』をオープンさせて頂きました。
スーパーの中に出店させて頂いたので、お客様の目的は勿論買い物が1番です。
ただ、買い物のついでにちょっとした疑問や質問を投げかけて来られる方や、しっかりとした事前相談をされていく方もいらっしゃいます。
事前相談も60代~70代くらいの方々は自分のご両親の心配でされていて、自分自身が元気な方は「私たちの事はまだ早いからいいわ」と言われることがあります。
確かにその気持ちはわかります。
しかし、人間いつ亡くなるかなんて正直わかりません。
私の身内の話で申し訳ないのですが、35年程前に父方の祖父が脳梗塞で倒れました。
危篤という事で生死のはざまをさまよったようです。一命をとりとめましたが、右半身麻痺の後遺症が残りました。正直子供ながらに長生きは無理なんだろうなと思った覚えがあります。
それから25年後、祖父は90才を超えても元気に施設に居りました。祖父の息子・私の父は61才でガンで亡くなりました。
まぁ、何が言いたいかと言うと「人間いつ亡くなるかわかりませんよ」
順番通りとか親が90超えているからとか思っていてもどうなるかはわかりません。
先の事とは思いながらも、あえて元気なうちに終活や葬儀の事前相談へと行動してみてはいかがかと思っております。
ちなみに余談ではありますが、父が亡くなった数年後に祖父が亡くなり長男である伯父が葬儀の喪主をつとめました。
私自身は今住んでいる伊勢から故郷までは飛行機の必要な距離なので前もっての手伝い等は何も出来なかったのですが、伯父は葬儀の事前相談とかへ行くのが嫌だったようで、伯母が「話だけでも聞きに行こう」と言っても先延ばしにしていたようで、祖父が亡くなったのが夜中、決めてある葬儀社は無い、病院から連れて行かなければならない、しかし市営団地に住んでいてご遺体を入れること(家で安置)が出来ない(規約によります)、公営の斎場は時間外でしまっている、等々大変だったようです。
但し、今挙げた困りごとに関していえば、事前相談しておけば、そんな事では全く困らなかったのに・・・
と葬儀社目線で思ってしまいました。
余談が長くなってしまいましたが、縁起が悪いなんて考えず気軽に事前相談をしてみて下さい。
いざという時に大事な方をちゃんと送るために。
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