2018.11.27(火)
- 終活
家族葬と葬儀費用について
事前相談にてお客様からよく言われることの一つに、家族葬でするから葬儀代は安くなるでしょう?
と言われる方があります。
先ずは、葬儀代(葬儀費用)に関して言いますと、大きく分けると3つに分けることが出来ます。
1つ目は、儀式等にかかる費用 (祭壇や棺、骨箱や焼香設備等)
2つ目は、上記の儀式以外にかかる費用
(供物や生花等のオプション、食事や返礼品等の生きている人にかかる費用)
3つ目は、お布施等の宗教者にかかる(持ってない方は仏壇やお墓の)費用
この上記3点で大きく分けられます。
1つ目の儀式にかかる費用に関しては、家族葬でも一般葬でも亡くなった方は同じですので金額も同じようにかかります。
又、3つ目のお布施等は、お寺様等の宗教者にお願いするとやはりかかる費用です。
家族葬だから安いと思われる方に関しては、2つ目の返礼品や食事等の生きている人にかかる費用が少なくなるので安くなったと思ってしまうようです。
但し、返礼品や食事等の生きている方への金額は安く収まるかもしれませんが、
一般の会葬者から頂く『香奠』という収入が入らない分、葬儀費用は100%自己負担となるかと思います。
家族葬=安いという認識は改めて頂きたいなぁ、
と言いたい為の今回のコラムでした。
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