“ 自宅へ帰りたい ”“ 自宅へ帰したい ”それぞれの想い
- エリア
- ご家族からお父様へ
- 式場名
- あいネットホール中島
- ご参列者数
- 夜も深まった頃、当ホールへ
『 今、父が亡くなりまして… 』という
ご逝去された旨のご連絡をいただきました。
ご遺族様と、お亡くなりになられた故人様の
お名前・ご住所・連絡先の電話番号などを伺い、
故人様をお迎えする病院の場所・時間
そして故人様をどちらへお連れするのかを尋ねました。
お迎えの時間を、病院の看護師さまに確認いただいた上
ご遺族様には再度、ホールへご連絡頂けるようお話をし、
一旦電話を置かせていただきました。
- ご遺族様は、諸事情により“ 当ホールの霊安室 ”にて、
故人様を預かってほしいとのご希望がありました。
ご遺族様から再度の連絡が入るまで、車の手配の段取りをしていると
故人様のご自宅住所が、当ホールよりさほど離れていないことが分かり
間もなく、ご遺族様より病院へのお迎え希望の時間の連絡をいただきました。
私は、ドライバーに迎えの連絡を入れた時に
『 ご自宅が、ホールのお近くなんです。
もし可能であれば、ご遺族様へ確認してもらって
ご自宅の前を回ってからホールへお連れしてもらえませんか? 』
どお願いしました。
- 【 自宅に寄ってもらって ありがとう 】
- ご遺族の方がお一人同乗され、
故人様を乗せた車が、無事ホールへ到着しました。
続いて、他のご遺族様も数台の車でホールへ到着されました。
私は、皆様を案内し
ご遺族の代表の方を中心に、これからの事の打合せをさせていただきました。
そのお話をはじめる前に…
故人様のご家族方から
『 自宅によってもらって、ありがとうございました。 』
とのお言葉をいただきました。
- 【 表情情が柔らかくなった 】
- お亡くなりになる方は、みな様ご自宅へ帰りたいと申されます。
ご家族の方は、真っ直ぐホールの霊安室へ
向かうものだと思ってみえたはずです。
家の中には入れなかったかもしれませんが、
故人様のお心も少しは落ち着かれたのではないかな…と思いました。
また、ご遺族の方のお心も、
寄ってあげられたことで良かった良かった…と故人様への思いも通じ
何かしらご家族の表情も柔らかくなった気がいたしました。
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