”湯灌 美粧の儀”という身支度
- エリア
- 娘・孫から母へ
- 式場名
- ファミリーホールみその
- ご参列者数
- 『 この度は、ご愁傷さまでした・・・。 』
お葬儀のご相談にご自宅へ伺った際の事です。
お悔みを申し上げ、故人様に手を合わせようと
休まれてる場所へ立ち寄らせていただきました。
そこで私が目にした故人様は、
普段着ていると思われる服をお召しでした。
一般的に、故人様は病院などを出発される際に
浴衣を着させてもらいご自宅へ帰られることが多いのです。
その後、ご相談を進めていく中で
“湯灌(ゆかん) 美粧の儀”での旅支度について説明させていただく際に
先程の故人様のお召し物は、ご本人がお気に入りの洋服とのお話を
お聞かせいただきました。
普段からオシャレな故人様だったので、
出発の時にと・・・ご家族の方がご用意されたとの事でした。
その為、せっかく用意した洋服から白装束に着替えさせる事に
抵抗感があり・・・
“湯灌”はやめておこう・・・とのお考えになりました。
- 私は、そのご遺族様のお考え・ご意向を理解し、尊重しつつ、
ある提案をしました。
“湯灌 美粧の儀”を行うことで
ご生前の故人様のお姿により近づける事、
お別れを行う際には衛生的にも安心できる事。
なにより、“湯灌 美粧の儀”という儀式には
故人様のご生前の悲しみや苦労を洗い流す意味がある事などを
お話しした上で・・・
白装束ではなく
故人様のお気に入りの洋服をお召のまま、
旅立つことが出来るとの提案をいたしました。
すると、私の提案に耳をかたむけて・・・
結果“湯灌”を行うことになりました。
“湯灌 美粧の儀”の後、ご家族様より有難いお言葉をいただきました。
『 オシャレで綺麗好きな人やったから、
出かける前にお風呂にも入れて、“湯灌”をやらせてもらって
良かった・・・。
丁寧に、説明してくれたおかげやわ。 ありがとう。 』
その、悔いのないご満足いただいたご様子に
旅立ちのお手伝い・提案ができ良かったと安堵しました。
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